認知症グループホーム運営推進会議12月終了
土曜日の10時からグループホーム エーデルワイスにて
運営推進会議が行われた。
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お天気も良く参加者は、
ご利用者・ご家族・家族OB・高齢者相談支援センター・
地域住民・地域民生委員の皆さん等が10名以上お集まりいただいた。
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・報告内容は、H26年10月~11月までの16種類からの評価を含む報告となる。
・看取りの終了報告。
・主治医からの説明と協力医師への連携、
・家族へ何回にも及んだ説明と看取りの日々。
・多忙であっても引き合わせていただいたお嫁さんと本人様との最期の言葉とひとすじの感謝の涙。
・生きることと死の継続性は、自然の暮らしの中にある穏やかな出来事としてとらえていること。
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2.認知症の病気の進行から会話は成立しなくても、
努力された人生を語ることによる個別支援から表情・笑み、メロディーを口ずさんでいた
だいた表情の写真からの報告。
・コミュニケーションは、どのような状態になっても支援し続ける事による結果をいただける。
まだまだ、勉強は現場からできること。
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ご利用者からの評価のお言葉では、
自分は、ここで世話になっているが
こんなに細かく考えていただいているのだということがよーくわかった。
何もいう事はありません。感謝しています。と人生の先輩から評価を述べていただいた。
今回も多くの励みを運営推進会議からいただいた。
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☆地域への発信は、
アルツハイマー(現病)・脳出血(既往歴)と診断されている方の
現場ならではの対応方法について
発信させていただいた。
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・既往歴・現病から、どちらの症状が強く表れているのか現場で確認。
・現場ならではの対応から、脳卒中の高次脳機能障害が強く表れていたことが判明。
・通所では、高次脳機能障害のプログラムを取り入れることと、
午後からの疲労感をとること、
易怒性が強いときには、本人と向き合い短い言葉で説明し納得を導入。
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・他の方と楽しく交流と希望にあっても、
ただ場面を設定するのではなく
現病・既往歴・新たな病気が無いか、
服薬からの影響が無いかを介護現場から少しの気づかいをすることで、
穏やかな暮らしが近づき、
疲労困憊の家族様との関係も良くなり疲労度が強いほど強い絆となっていく。
根拠ある説明が必要だ。
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(器は食からの回想へと)
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・数年前にグループホームでの看取りを終えた家族様OBの方からは、
「ここに来ると懐かしく母親を思い出す事が出来る。
家に戻ると泣かせていただくが、そのことも大事なことだと思っている」と
お話をいただきました。
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逝った後の悲嘆は、その人にとっては何年も継続することもあります。
会議は、グリーフケアになっていることにも気づかされます。
とても深くありがたい時間をいただきました。