冬至と個々の暮らしの伝承
昨日は冬至でした。
むずかしい事はわかりませんが、
地球の地軸の傾きや太陽などと深い関係もあるようです。
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しかし、昔から
「冬至にかぼちゃを食べる事」は実行され、
今のように保存がきかないカボチャも多く
カボチャを冬至まで長持ちさせようと、
凍る一歩手前の
階段のすみっこに新聞の上に置かれたかぼちゃを、
お汁粉の中のかぼちゃ団子として活かし、
甘くて適度に弾力のあるかぼちゃ団子はごちそうでした。
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食物から摂取する栄養価の高い知恵と、
冷えた体を温め、
子供等にとってもウキウキするような
家族団らんの場となっていたように思えてきます。
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講演者がどなただったかは忘れましたが、
「子供に母親の手料理を食べさせておくと、
子供は食べ物の味を忘れられず困難な場面で
親の元へ帰りたくなるものである。しかし、それが〇〇スーパーだと、
そのスーパーへ帰っていく」と。
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当時は
笑い話のように皆さん聞いておりましたが、
なんだか、冬至から納得するようにも思えてきました。
日本の暮らしの伝承は、個々の家の年中行事として語り継がれていくのでしょうね。