良き日は必ず訪れる。
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在宅で息子さんが長いこと介護されてました。
息子さんは、すべてを犠牲に介護をされていました。
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自宅では玄関を一歩出ると、まいごになっていました。
何度も保護され皆さんに助けられました。
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ご近所の若いご婦人の家を訪ね「わからんくなった」と自ら訴える場面も
ありましたが、
嫌な顔をせず、何度も何度も助けていただきました。
亡き娘さんを求めていたように・・・
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今は、グループホームで、
エプロンをつけると不安が減少し落ち着きを取り戻します。
しかし、
在宅にいる多くの人びとは、
認知症が進行しても、すぐにはグループホームへ入ることはできません。
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地域で誰かが、
見えないところで、
そっと手助けをしていただく優しい人々の上に
認知症の人等が生きていける現実があります。