還暦は、残りの人生の質を変えるチャンス

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人生と言う長い道のりを生き抜くと、

良いときも

そうでないときも

生き抜いてきたからこその蓄積が宝となり

年を重ね、

やっと本当に大事なものに気づかせていただく場面が訪れる。

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自分の周りの一人は、

失礼ながら還暦を迎える前後から

自分以外のことを一生懸命させていただいている。

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それは、

悩みながらも休まず続けている事実が

『徳』となって

自分の大事な人へ

その『心の貯金』を使わせていただけたように、

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その人から、

さりげなく

しかし、今まで出会った中で一番の幸福な表情とともに

喜びの報告を、

お聞きさせていただいた。

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そこに花があるなら

五月の花束と

『天からのご褒美おめでとう』の言葉を

届けたい瞬間であった。