家族様と一緒にグループホーム看取りが終了しました。

グループホームでの看取りが終了しました。

協力病院医師の指示のもと、

本人・家族、

訪問看護ステーション・グループ介護との連携でした。

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(写真は、昨日のグループホーム昼食・夕食から)

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終末期への家族全員の方向から、

遠方の家族様もお越しになり、

数日は、側に代わる代わる寄り添う事が出来、

口喝時には、

口を湿らす程度お水を届けていただきました。

最期の場面では、

眠るように穏やかに逝くことができました。


お体をきれいにするエンゼルケアの前段階は訪問看護が中心となり

介護スタッフが連携し、

その後、家族様にお入りいただき感謝の気持ちを伝えながら体を拭いていただきました。

お孫さんがお化粧をしていただく等、

自慢のお孫さんからの化粧は、

何とも幸せな時間を頂けたようです。

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最期の大舞台では

自分等も知らない、今の娘さんにそっくりな美しい笑顔の写真が掲げてありました。

・・・

本人は、病気になっても子供さんが何十年も前の

事故の報告を受けた場面がときおり思いだされ、

名前を呼びながら苦しい思いをしておりましたが、

「だいじょうぶですよ。お元気になりましたよ。よかったねー」の言葉を届けると

深いため息をついて安堵される場面がありました。

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親とはありがたいものです。

親が子を思う力は無償の愛です。

・・・

このような愛をいただいた子供さん等ですから、

ご家族のお母さん像は、

ジョークを飛ばし

元気で、楽しいお母さんの笑顔の姿がいつも頭から離れなかったのでしょう。

お母さんは、この世に独りで生まれてきましたが

大勢いの家族をつくり

たくさんの愛を届け、

愛をいただき、

最期まで生き抜いた人生は最高の人生だったでしょう。

・・・

ご冥福をお祈りいたします。

合掌