運営推進会議と命と向き合う時間から

昨日は、グループホームと

地域密着型デイサービスの運営推進会議がありました。

前回の運営推進会議から先月までの内容の報告と、

困難事例からの改善報告や

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認知症実践者研修受講者より

自施設研修からの課題を導いた根拠ある分析シートから

支援内容を今一度見直す事が出来たこと

支援する側の気づきを多くいただいたことなど

身をもって体験したことを発表することができました。

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(グループホーム夕食)

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今回も家族様と、

ホーム内で看取りを数年前に終えた家族様も来訪していただけました。

参加していたご利用者に

『食事はいかがですか。食べたいともう物はありませんか』との答えには

『何にもないよ。どれもねー一生懸命作ってくれるから美味しいよー』

『それでは、おはぎはいかがですか』

『いいねー』

『だけど、あんまりごっつおう出されたら逝くところに行けなくなるから・・

次のごっつおうが気になってね・・・」と

『だいじょうぶ・・食べたい時にすぐつくるよ~明日のお昼だよ~」

『粒あんと、こしあんでは、どちらがいいですか』と伺うと

『そりゃ、こしあんがいいよ!!』と、

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グループホーム

(夕食:野菜たっぷりポトフが主です)

昨日は、オンネナイ原野のご利用者とも食べ物のお話から

学校のだるまストーブの上部に吊るされた

金網に入ったお弁当の匂いに『たくあん臭かった〜」と

どちらも食からの回想と

今を生き、

楽しみの感情がおぼろげにならないうちに、

すぐに届ける工夫を教えていただきました。

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グループホームの階を別にしたユニットでは、

春には終末期から改善されたご利用者さんが、

今年2度目の変化に入られ

孫さんも面会に来ていただくなど

静かな中にも

いろいろな思いが交差する空間をいただきました。