超高齢社会だからこそ
《母の日カーネーションがまだまだ元気ですよ)
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深夜、たった4人が入居する山村の
宿泊施設(有料老人ホーム)を民放TVで見させていただいた。
お金をかけずに、
料金は、ほぼ食事代と管理費程度で
国民年金で支払える程度の金額である。
経営者にとっては、訪問介護の介護保険収入が唯一の収入源である。
☆
山村に住む村人も
自分等もそのときが来たら入らせてほしいと願っている。
経営が厳しいことは村人たちも知り、
山菜や果物など自分等が出来る範囲で協力し
経営者が頂き物を「あーすごい!すごい!」と
喜ぶ姿も村人との交流が深いのだと伝わってくる。
☆
今、必要なのは
自分等が暮らす延長にそこに気軽に住むことができる
料金と
なじみの人々と会うことができる場であり
・
大きな廊下も
大きなロビーでもなく
夜が明ける前から
「おはよう・・あんた早いね」と
その土地で、
その空気を吸い、
元気に農作業に励んでいたときのように
お日様よりも早く
起床することができる環境が
ほんとうの意味の家庭的環境だ。
☆
お金をかけずに
小さな家でも寄りそいながら暮らすことができると、
だれもが自分等の住む地域で最期まで暮らせるように思う。
☆
介護者のモラルと
国の方向性の打ち出し方により
実現可能であり
介護する為に娘さんも嫁さんも、息子さんも勤務を辞めることは少なくなるだろう。