時宜にかなって語られる言葉
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篠田 桃江さんの
『103歳になってわかったこと』の本を手にする機会を得た。
文章の中に
「時宜にかなって語られる言葉は銀の器に盛る金のりんごのごとし(旧約聖書)」という
言葉があり、
言葉を届けることの意味と、
届けられた相手の生命力が増す伝え方に
感銘を受けもっと深く知りたいと探すと
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(タクティールケア 心と体をリラックス)
・(華蓮)
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相手に言葉を発するときには
軽々しく訴えるのではなく、
時宜にかなって語るためにも忍耐がなければならないという。
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『知恵ある叱責は、それを聞く者の耳にとって、金の耳輪、黄金の飾りのようだ』と。
言葉を届ける目的は共通であっても、
そこに配慮する忍耐と
相手の心情を尊重しながら目的を届ける意味には
雲泥の差があると思われる。
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★★
(いちごの花が咲きました)
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★★
多くの人を相手に“ことば”を届ける職業の人は、
自分も含め、
より忍耐を持ち
言霊を入れ
そこに居る人々に
柔らかでありながら強く生きる力を授けることばで語る必要があるようだ。
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103歳の短くわかりやすい文章には、
言葉少なに多くの宝がぎっしり詰まっていた。