小さな窓から始まる朝のドラマ
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雨上がりの窓から観る景色は
まるで
ドラマを見ている様に楽しく
また、
考えさせられる時をいただける。
(ミニ原始林・
自生えの大根は、もう来年の種つくりに)
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軒下には朝一番につくったであろうか
大きな蜘蛛が、
巣の真ん中を陣取り
存在を消すように風任せに餌となる虫を待ち焦がれている。
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しかし、虫達はその周りをスイスイと飛び回り
『狸寝入りをしても知っているよ」と言わんばかりに
得意そうに飛び回り
ジェットコースターのように
楽しくも緊張しながら動いている。
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緑の木々の
“ほうの木”の天辺には
『チュン チュン」と
数羽のすずめが
雨上がりを楽しむように追いかけっこし
葉のすれる音と共に音を奏でている。
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その“ほうの木”の何十倍もある上空には、
スピードを緩めることなく
新幹線のように
目的をもった2羽のカラスが一直線に黒い点となって飛んでいる。
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動物も人間も
おてんとさんの下で
住む場所があり、
生きる目的があると何とか生きていけるのか、
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子を連れ
人里まで降りてくる熊は
人が山奥まで入り込んだからなのか、
熊の選挙があるなら
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●餌は困らないように
●どんぐりの木を増やし
●きのこも増やし
●人間が熊の縄張りに入らないように厳しく法案を変え
●山奥に入った人間を厳しく処罰しますと
・・・・
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熊の立場からみると
このようなスタイルになるのか・・と
四角い雨上がりの窓からたどり着いた物語の時間となった。