声を聴く事、心の声は?
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心の声を聴いていますか。
心の声はどのように聴けばよいと考えますか?
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心の声を聴くには、
その人の個人史を知り、
次に
聴かせていただく介護者の心構え、
つまり、
心の働きがなければ
どのように側で発していても聴く事はできません。
個人史は、その人を知る教科書であります。
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現場において
声にならない声を出しているのはなぜでしょう。
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発している人自身が、
今まで言葉で伝えていたことが伝えることが難しくなった状態
(病気の進行等)もあります。
上手く伝えられない言葉を音で発しているのです。
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つまりシグナルです。
シグナルから感じてるのに次の行動に移さないのは
知らなかったときよりも
もっと罪です。
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人がいなくてそれどころではないと言うのであれば、
優しい目線を届けることや
数秒間、
その人に時間を預け、
手を握る事や
背中をさする事、
その人へ優しい言葉を届ける事。
それは、
子供の頃に自分等が他者からおこなっていただいた行動です。
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食事の時間であれば、今は食べたくない時間かもしれません。
時間をおいてゆっくり個別でかかわりましょう。
時間は誰が決めるものでしょうか?
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知らんふりはやめましょう。
自身が、道端で伝えることができず、
何とか伝えようと努力しても
みなさんに知らんふりをされると
どのように感じますか?
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自分だったら嫌だ。と思う介護はやめましょう!
介護人材が少ないから言う事も言えないと相手に迎合するのはやめましょう。
都合の良い介護は誰も見向きをしなくなります。
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介護(福祉)は人をつくると自分は考えます。
そこで出会った縁、
人を互いに生かす縁、
経営者・管理者・リーダーは、
人を育てるのも大事な役目であるのです。
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人は必ず老います。
人の命には限りがあります。
今を生かさせていただけることは
自分をどのような心の水準に上げるのかが問われる事だと考えます。
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自分の最期のときに悔やまない為にも
忙しくても、
一日を大事に丁寧に暮らすことが自分を大事にし
相手も大事にすることとなるのですね。
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これは、
介護技術ではなく人間磨きであり、
若い人が真っ先に感じる心があり
その人の為に働けるなら、
その若い人は、どのような仕事も成功するでしょう。