地域の力
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最近は、地域で共に生きることへのお話依頼が多くなっている。
人の働きは個々に多様で、
今、自分は、
約10年前から伝えさせていただいたことを
繰り返し伝えさせていただくと、
約5年前の当時でも、
「認知症の人が家がわからないといえるのか。
よその家を訪ねることができるのか』という当然の疑問も、
今では解消し、
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スーパーでは
『認知症なんです。買い物袋に品物が入れられないんです』と
伝えると
レジのおねえさんは、
『ああ・・』と
何事も無かったように品物をきちんとこぼれることなく
入れていただける。
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頼り、頼られる関係も絆となり、
心の奥には「あっ大丈夫かな?」という
見守り気配も育つようになる。
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地域において代弁する働きは
大事であり、
少しだけ元気な人等が
”今できますよ”という場面だけでも
自分が出来ることを行うと
誰もが暮らしやすい地域となるのだろう。
地域には多くの力が眠っている。