北見から網走まで列車の旅から

北見駅改札から

数分ですが構内に立ち

オホーツク1号列車を待ちわびていると

顔中雪だらけにして勇ましく到着です。

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『がんばったね。峠は大変だったでしょう』と

思わず心の中でつぶやきましたが、

同時に、

ハアハアと息を切り

『やっと・・たどり着きました』と言っているようにも伝わってきます。

列車の旅は久しぶりです。

幼い頃は

母の背におぶられ初めて乗車した車内では

『おっかなーい。うちが飛ぶー』と

大騒ぎをして大変だったという話は

何度も母親から聞かされましたが、

列車からみる景色は

車の運転中の景色とはまるで違い

初めて訪れたような気分です。

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このようなオホーツクの雪景色は財産であり、

こんな列車があったらいいなーと、

やはり食べ物のファンタジーの世界が始まります。

・・

オホーツクの海の幸や

地ビール、

北見のたまねぎやえび、ほたてが

盛りだくさんの塩焼きそば、

からっと揚る北見のじゃがいもの

黄爵(とうや)の大きなフライドポテト

*

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女満別の大きくて太いアスパラ料理、

網走の魚のメンメに、

ほっけの開き、

そば切り、

ラーメン、

かに飯、

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*

アイヌの人の民話や踊りの伝承、

北方領土の豊かだった資源、

蝦夷地に情熱をかけていた人々の話、

北海道絵本の読み聞かせ、

バイオリンの演奏

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雪で遅くなったら、

そのままこたつでウトウトと

みかんの皮をむきながらの

の~んびり列車の旅があると

ぜひ参加したいものだと

夢のような話を

快適な列車の環境からふと浮かんでいました。