北見から網走まで列車の旅から
北見駅改札から
数分ですが構内に立ち
オホーツク1号列車を待ちわびていると
顔中雪だらけにして勇ましく到着です。
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『がんばったね。峠は大変だったでしょう』と
思わず心の中でつぶやきましたが、
同時に、
ハアハアと息を切り
『やっと・・たどり着きました』と言っているようにも伝わってきます。
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列車の旅は久しぶりです。
幼い頃は
母の背におぶられ初めて乗車した車内では
『おっかなーい。うちが飛ぶー』と
大騒ぎをして大変だったという話は
何度も母親から聞かされましたが、
列車からみる景色は
車の運転中の景色とはまるで違い
初めて訪れたような気分です。
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このようなオホーツクの雪景色は財産であり、
こんな列車があったらいいなーと、
やはり食べ物のファンタジーの世界が始まります。
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オホーツクの海の幸や
地ビール、
北見のたまねぎやえび、ほたてが
盛りだくさんの塩焼きそば、
からっと揚る北見のじゃがいもの
黄爵(とうや)の大きなフライドポテト
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女満別の大きくて太いアスパラ料理、
網走の魚のメンメに、
ほっけの開き、
そば切り、
ラーメン、
かに飯、
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アイヌの人の民話や踊りの伝承、
北方領土の豊かだった資源、
蝦夷地に情熱をかけていた人々の話、
北海道絵本の読み聞かせ、
バイオリンの演奏
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雪で遅くなったら、
そのままこたつでウトウトと
みかんの皮をむきながらの
の~んびり列車の旅があると
ぜひ参加したいものだと
夢のような話を
快適な列車の環境からふと浮かんでいました。