それぞれの咲き方

『置かれた場所で咲きなさい』の言葉を残された

渡辺 和子さんは、

昨年お亡くなりになっていたのですね。

幼少の頃、

父親の無残な最期を目の当たりにしながらも、

人生の最期の章で

多くの人々に生きる勇気を与えた行動は、

若者も

高齢者にも

身をもって考える場を与えていただけたと思えてきます。

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高齢になっても自分以外の人の為に

地域で行動する

地域食堂のボランティアさんであったり

防災の事務ボランティアに励む人であったり

それぞれの場で、

どのような場でも、

困難はつきものですが

ご縁があったことに励むものができることは

生かされていることなのでしょうね。

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今日は、

3.11から6年目となり

6年前には札幌でSOSネットワークのシンポジュウムから、

数名の皆さんと一段高い場所でゆらゆらと揺れ

『地震ですね!』と釧路の方の言葉に驚きましたが、

くしくも、認知症指導者会議から

本日も札幌となりいろいろな想いが過ぎりました。

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SOSネットワークも当初、

北海道各地で次々と立ち上がりましたが、

継続をしていくことが難しい現状結果が出ています。

日ごとに増している認知症の人の数を思うと

認知症サポーター養成と同時に比例していくのが望ましいのですが、

人手が削減されている行政だけでは困難であり

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・地域の人等の協力と

・商店街や、

・介護現場、

・老人クラブ、

・認知症を学んだ認知症介護実践者研修修了者

・リーダー研修修了者

・認知症介護指導者など

地域には多くの人材がいらっしゃいます。

また、受診や入院からでも

行方不明になる場面もみられる医療との連携も必要です。

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認知症の学びと

地域の行動が伴った地域こそ

大事な“その人の命”を守ることになり、

命は

お医者様ばかりではなく

小さな街の人々の働きからでも守る事ができるのでしょうね。