幼い頃の地域の暮らしと活性する創造力

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別名 『こけこっこ花』

正式名 『 立葵  』

美しいピンクの色、

今年は、伸びが悪く 短いこけこっこ花、

昭和30年代当時の地域の子供等は、身近なものを遊びに取り入れ、

鶏のトサカと似ている花びらを鼻につけると

腕を体に引き寄せ手だけバタバタさせると

コケコッコーと、

何羽もの子供鶏の舞踊りとなる。

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何でも遊びに取り入れる子供らは、

あるときは

休業中の

レンガを積み上げた楕円形の

大型釜焼きパンの上に上がろうと

遠くから反動をつけ足を踏ん張りスイスイと登り

ままごと遊びからそれぞれの暮らしを学び、

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また、あるときは

床屋さんごっこから

静かに座る男の子の頭を

洋裁バサミで虎刈りにし、

『わるいことしたのかなー』

深く反省し、

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(エーデルワイスデイサービス 末広)

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町内の8月7日の七夕には

自転車屋さんに集まり

六角形の鉄板でできた骨組み灯篭に、

町内の青年等が子供を指導し、

それぞれが図柄を考え色を塗ったり吹き付けたり、

楽しかった当時の思い出が“こけこっこ花”からの回想となった。

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(○さんの子供の頃の遊びも知りたいです)

外には多くの楽しみが有り

お日様も沈み

お星様がキラキラ光りだしても、

まだ、あそびたい・・・

『また、あしたあそぼーねー!」と叫んで別れた頃が懐かしく

そうか、あの七夕のとうろうつくりが子供ながらに豊かな時間だったのだと

今、判明した。