認知症の人への支援のありかた

認知症という病気を患うと

一つの物事を遂行するには多くの困難が伴い、

四方八方から入る音が刺さったり、

話しかけられる

耳から入ることばを理解するには、

多くの力を必要とする等、

脳は、

どっしりと疲労感が伴うといわれております。

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ご自身が希望されない

支援を次々と一度に届けると

成し遂げることが出来ても

満足とはいかず、

『なんかへんだ・・こんなはずではない・・・」という

不快感を発する要因ともなりかねません。

ゆったり

ゆっくり

静かな環境での支援が必要となります。

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血行促進

(ゆっくりのテンポで下肢に溜まった血流を戻します)

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誰の為の支援なのか、

表情、態度、疲労の具合を見ながら導入をしなければ

一方的支援となってしまいます。

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短時間のなかで、

達成感、満足感が得られる支援をいくつ一緒に探す事ができるのか、

支援を開始してからも

多くの調整する時間を必要とし早期からの利用が進行を抑制する働きとなります。

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少しだけ元気な自分等であっても

気に沿わないことは嫌です。

『嫌です」と、拒否が上手く伝えられない病気を患う人の支援は

ことばだけではなく、

表情等から察する努力が必要と自分は考えます。

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自分等が就いている仕事の役割は大きく、

介護は知力と

それを養う為の学びが必要であり

それが伴わないと現場は虐待が起きる危険性を孕んでいます。

介護現場は『なぜ』

『どうして』という考える事から始まり、

常に学びの姿勢が大事で

流れ作業のように働く介護は、

疲労感が高まり頭が痛い、腰が痛い等、

心身の不調を訴えバーンアウトする危険が高くなると思います。