周りの理解

先日の認知症対応型デイサービス運営推進会議では、

家族介護者様より

家の顔とデイサービスの顔が違う・・と。

ごもっともです。

一番、ご苦労している

在宅家族様に良き顔を見せていただきたいのですが、

気兼ね無く、

心に浮かぶそのままを言い放す場面が多いのが家族様に対して多くあります。

家族様も

『わかっているんだけど・・ね。』とご自身を諭しますが、

それが人間ですよね。

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事業所では、

家族支援に連絡帳とは別に

家族と事業所の連携ノートが使用され

家族様の複雑な心のありようを吸い取っておりました。

介護は相性もあり

現場では、

良き支援をさせていただこうと思っても

全ての人にとって良き方向とはならない場面もあり、

どの施設でも対応が難しい場面もあります。

目の前の介護者その人が嫌いではなくても、

過去の体験した中からの思い出したくない回想場面の類似体験や

溺愛していた息子さんと結婚したお嫁さんと良く似ていたと、

スタッフの顔を見るたび思い出すのか、

事あるごとに怒りがあがっていた場面も有りました。

しかし、認知症の進行と共にその混乱時期も過ぎ

落ちつきを取り戻す時期が多くの人に訪れる場面もあります。

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認知症介護は複雑な事も多いのが現状です。

在宅や現場の人々は、本当に立派だと痛感します。

介護者には、身近な周りの理解が最も疲弊を少なくしていただけます。

そんな現場で介護する家族や働く人々が幸せになれるよう願うばかりです。