認知症・・・
グループホームへ入居されました利用者様。
一年以上待ち続けやっと順番が来ました。
しかし、
自宅からグループホームへと
場所が変わるのですから
混乱があってあたりまえです。
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最近は、レビー小体型認知症を患う方の申し込みが
ますます多い状況です。
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訴えを傾聴し、
妄想から混乱が生じても
穏やかな対応と傾聴で、
家族様とも蜜に連携し
大好きな家族との面会を依頼し、
『面会後の混乱が生じたときは、こちらで対応しますからぜひ面会を』と
お願いしたところ、
案ずる事はなく
家族様の面会は、ご本人にとって一服の清涼剤となっているようです。
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(おはぎも、心の安定を引き出します)
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家族様等の面会時のお話の内容も、
本人がしっかり受け止めることができるようで、
落ち着きを取り戻しております。
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入居に至るまでは、スタッフも知らないご利用者の対応は、
話し合い
相談し
ご意見をいただき
チームとして取り組むことが必要で、
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初期には記憶が残るレビー小体型認知症を患う病気の人には、
納得することが最も大事で、
自宅ではあった夜間の混乱も、
GHではみられなくなりました。
ぐっすり安眠中です。
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しかしながら、
デイサービスでは、
気分が急に一転し混合症状がみられる利用者様は、
他のご利用者が恐怖に感じるようになると、
安定されてからのご利用をご本人の為にも促しております。
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介護保険では、
施設も、
デイサービスも
安定されていることがご利用の場面となり、
家でゆったりとくつろいでいることを望まれる方には、
環境の変化は
苦痛でしかならないのでしょう。
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根本的な解消をするには
現場の喜んでいただけるような努力は一番ですが、
担当のケアマネさんが懸命に奔走し調整していただいても、
長く時間がかかりすぎては
周りの理解が得られないうちに
どちらも精魂尽きてしまう事もあります。
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医療とチームでの連携の強化が必要ですが、
家族様が「大変ではない」と、思いたい意見が表面化すると
医療は安定とみなすこととなり現場と乖離する対応となります。
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今後は、そのような困難な場面では
医療との乖離を減少させる為、
了解後のビデオからの現状を理解していただくことも
大事なのかと
アセスメントの事例検討から自らの学びとなりました。
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日々勉強であります。