うつろいでいくもの
坂村 真民さんの詩に、
『喜びに生きる』
『すべてのものはうつろいでいく、
怠らず努めよ』という、
有名な釈尊のお言葉を紹介され、
日常の生活の中での修行についてもふれている。
また、
修行は、
瀧に打たれたり
断食したりするのを修行というのではなく、
『平常心是れ道』というように
日々の生活を人間らしく生きてゆくのも
立派な修行であると。
◆◆◆
今日、出会った人々も、
癌の末期の人の笑顔も
見舞いに来ていただいている老いた妹さんも
どの人々も
自分も含め
うつろいで行く世で生きている。
留まる事はないのだ。
・
せっかくご縁をいただき、
出会った人々と
笑顔で接し
良き瞬間を共に生きれたら最高に幸福であり
最後に残るのも笑顔の想い出となるだろう。
そのように生きたいと行動することが
修行なのか。
◆
真民さんは、
どのようなときでも、
遊び心をもち
喜びを持っていくことの大事さを伝えている。
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自分流で考えると修行にも段階があり、
日常の生活をクリアーした人等が
瀧に打たれる価値があるのだろう。
まだまだ、ほど遠い自分である。