蝦夷桜
北海道内ほぼ全域で見られる桜、蝦夷桜と言います。
アイヌ語では「カリンパニ」と言うそうです。
寒さに強く、先日からの5月とは思えない低温の中でも咲き出していました。
寿命が長いと言う蝦夷桜は道内のほとんどの地域で見ることができるそうです。
広い北海道では、ソメイヨシノは温暖な地域と限定されます。
蝦夷桜は花の開花時期に同時に葉芽も開き、
先月の東京の桜に比べましたら美しさは見劣りしますが、花も葉も力強く一斉に咲き出します。
来週からは、市内の福祉施設のバスがあちらこちらで花見バスが通い合う光景となります。
昨日はデイサービスの利用者様とグループホームの利用者様が同乗しバス2台で出かけました。
お花見からの会話から・・・
「長生きしていれば、こんなにいいこともあるんだね」「そうだ、うちさばっかりいてもだめだ。みんなと話するからいいんだ。」
「1回来たら何回も来たくなるんだ。あっははは・・」
バスの中は熊ちゃんの音頭で“高原列車”が歌い出され、何だかわくわく楽しい時間となりました。
小鳥のさえずりと一斉に咲き乱れる花々、しばらく通ったことのない街並みから昔の思い出が蘇り楽しい会話が始まりました。