朝から重たいですが・・

2006年京都地裁が温情判決を下した

認知症の母親を介護する息子に対する裁判は、

裁判官も目を赤くしたという

認知症を学ぶ研修では

多くの人等の記憶に残るところとなり、

地域での助け合いの根底となる忘れがたいものであったが、

毎日新聞大坂の記者の取材から、

その息子さんは10年後には琵琶湖の橋から身を投げたと言う

結末であった。

生活にも困り

母親と自分のへその緒を持参していたと言うが

真面目な人ほど生きにくい世の中で

まだ、まだ

理解していたつもりでも、

地域には訴えられない人等が大勢いることを再び

思い知らされた。

認知症の人を支えようとすること。

地域を支えようとすること。

どちらを選択しても共に切れることなく浮かんでくる現状だ。