無事に誕生日を迎えられました。

うれしい!

うれしい!

○○様の

誕生日の祝いを、ご家族と皆さんからいただきました。

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○○様は数ヶ月前には、およそ2~3ヶ月に1度程度の割合で

意識がなくなり、

いろいろな刺激を与えても意識は回復いたしません。

時間をおいても同様で、

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何度も救急車で運ばれ、

あらゆる精密検査をしていただいても

主治医より原因は不明でありますと。

ご家族様、入院による環境が変わることからの混乱から

『もう、病院へは運ばないでください。』と覚悟を決めました。

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協力病院の先生のお力をいただき、

健康管理を行い、

とくに頑固だった排便管理を徹底させていただきました。

食べ物、

飲み物

頓服の代わりとなる便秘薬、

常時は使わないのです。

なるべく精神面における服薬からのダメージを避けるためです。

薬への過敏性がある認知症もあります。

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穀類が多くても便秘になりやすくなります。

穀類の調整や、

朝一番のヨーグルト、果物、野菜・運動・血流促進機器活用・

笑い・おしゃべりなど、

4日に1度のリズムで排泄できるようご支援をさせていただくことで

今のところ意識消失はありません。

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認知症の種類には自律神経系にダメージが強く表出する認知症もあります。

そのダメージ回避支援を行い

穏やかに、笑顔も多く、

近くの家族様や、遠方の娘様等の、

あったかい愛情もいただくご様子から、

いろいろ、学ぶ事が多く

介護現場だからこそ

できることも数多くあります。

毎日、各事業所から届く日誌から

お一人ずつの健康状態を間接的に見させていただき、

夜中の連携から安全を確認する場面もあります。

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ご本人を中心とし、

スタッフやご家族と連携をさせていただくことで

命の尊さをひしと感じ、深く考える場面となります。

でも、これは入居者9名の認知症専門のグループホームだから

できるのでしょう。

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また、数年経過した事業所では

とくに

自分等があたりまえと思っていることでも、

丁寧さを欠く場面も出てきます。

また、苦情までいかなくても我慢を強いることもあるかもしれません。

苦情は、最大のプレゼントです。

苦情をどのように扱うかで今後の方向性が変わると考えます。

現場の受付け。

スタッフの皆さんそのときは真摯に丁寧によろしくね!

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