いつもと違うこと
いつもと違う
興味を引くいつもと違う場所
いつもと違う行動
いつもと違う適度な緊張感
いつもと違うのは脳の働きもいつもと違うのか
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いつもと違い 会話が弾み
いつもと違い笑顔が多く
いつものデイサービスに到着すると
我が家に着いたように安堵する皆さん
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住まいでは、
いつもの場所から大勢の仲間に囲まれた暮らしは
『わたし、どうしたらいいの・・・』と寂しげだった人も
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1週間が経過する暮らしから
ご近所の人等が『すぐ慣れるから大丈夫だよ!』と。
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長椅子に座る二人は『ここにおいで』と声をかけると、
幼子の離すことのできない毛布のように
新しいご利用者にも、
ひざ掛けをかけるしぐさに
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『寒くないよ』と律儀な方は言葉を届けながらも、
お隣さんはそれでも母親のように、
ひざ掛けを無言でかけると
律儀な方も、やっぱり無言でひざ掛けの角を引き寄せ
三人用の長椅子から
あったか〜い姉妹のような雰囲気が漂ってきた。
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高齢者住宅の暮らしは、
真の自立支援の場所であり、互いの力を寄せ合い暮らしている。
しかし、最期のときには、
訪問診察
訪問看護
訪問介護
単価が不足するときは介護保険の10割負担は申し訳なく
介護部分を
低価格の有料支援で最期をご支援させていただく。
自宅では困難でも
いつもと違う場所だからこそできることは多い。
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スプリンクラーは必須であるが、
サー高住の
こんなに広い廊下もいらず
こんなに広い階段もいらず
こんなに広いお部屋もいらず
もっと規則をスリムにすると、
多くの暮らしを望む人々に、
もっと安価に大勢の人を受け入れることができるだろうなー。