松下村塾の学びを介護現場へ
今日は、気温も安定し朝から活動しやすくとてもしのぎやすい。
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昨日から幹部の面談を行っている。
直接話し合うことで、
現場の動きが良く理解できる。
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課題と思われる報告には、
個々の様々な感情が入り混じり、
正しき判断から遠のく場となる危険がある。
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感情を入れず、
とくに性別は言えない時代になったが
女性の脳と男性の脳の働きが違うことは、感情の持ち方も違うと考える。
自分自身を考えるとよく理解できる。
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その場の感情に翻弄されると
感情は独り歩きとなり
本来の訴えたい目標から遠ざかり、
怒りや興奮の表情だけが相手に届き
目標の達成は困難となる。
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感情のなかにも
とくに
爆発寸前の怒りの感情は、
得るものが何もなく、
互いの関係を今まで以上に壊してしまう危険がある。
一呼吸置き、
又は数日おき、
よく考えてみると解決する手法が浮かんでくる。
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人にはプラスの才能と、その才能を押し曲げるマイナスの面を
誰もが兼ね備えていると幾多の経験から思う。
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今の超人材難の時代は、
多くの職場は初めての体験であり
右往左往して当たり前であるが、
今こそ、
吉田松陰の松下村塾の学びが浮かび、
学問以外においても、良き才能を伸ばす教育方法が必要と
自分自身に言い聞かす。
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利用者さんは、心根が良い人と遭遇すると
食欲がなくても介護さんの一生懸命さが伝わり、
何とか食べようと努力してくださる姿や、
利用者さんが、介護さんのいつもと違う冴えない顔に案じ、
『大丈夫かい。体休めなさいよ。ご飯食べたかい』とまるで身内のひ孫を心配する
ように思いやりの心を配っていただける。
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人には、才能が必ずあり、
資格が無くても笑顔が社内で一番であったり
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誰とでもコミュニケーションを持つことが可能であったり
掃除が一番丁寧な人であったり、
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料理をつくると、マイナス感情だった利用者さんに笑顔が見えたり
短時間のスタッフでも、
ジョークが上手く、
笑いを引き出し良き余韻を残してくれたりと、
人には個々の才能が必ずある。
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今こそ、個々の隠れた才能を発掘することで
組織も
個々の職員も
互いが生きやすい職場となるのだろう。
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大きな組織
中堅どころの組織
ぐるりと回ると一回りできる組織、
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自分のところは、ありがたいことに今この規模であり
幹部も『ウーン』とうなりこむ場面では、
段階を経て
相手の心の落ち着く場面で、
どっしりと向き合うことができるのがありがたい。