『いい人生だった』と思っていただける支援を届けよう

〇〇さん、

腰痛治療の為の入院から車いすへの乗車時間が長く

立位もつかまなければ安全ではありませんでした。

これは急性期ですから治療が目的の為です。

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(認知症の人の力)

Drからの異状がないという診断後は、

退院当日からの精神面、身体機能、体調確認後、

立位保持訓練

歩行訓練(独歩数歩から)

ベットからの起き上がり訓練

トイレまでの歩行距離訓練、

トイレでの下衣の上げ下げ訓練、

危険な場面のみの手を貸す支援!

手を出し過ぎると自らのバランスがとれなくなる為の訓練を

休息をとりながらの導入の日が続いております。

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上記訓練が順調に運び、

自室へ一日でも早く戻れるよう昨日より階段昇降訓練も導入です。

エレベーター使用せず、以前のように降りてくることが予想される為です。

また、尿意が不確かな場面では、

ご本人から直接的な言葉の訴えは無くても

介護者からの少し早めの排泄パターン把握から

誘導をすることで失敗を防止することができます。

一度の失敗がダメージとなり頻尿となる危険があります。

また、ご本人の動作やいつもと違う行動、表情からも

排泄では?と、推測することができます。

退院直後は、特別な支援ではなく区別をした支援が必要です。

昨日は、認知症介護実践者研修まとめを担当させていただきましたが、

特養からの参加者も、

大変なショートでも真剣に自施設実習に取り組んでおりました。

その人に興味を持つことで、

声掛けも多くなり

届ける眼差しも多くなります。

人は、認められることで活かされ力が沸いてきます。

成功事例が多く発表されておりました。

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アセスメントである

既往歴・現病・服薬、

健康状態、活動状況、参加状況、環境因子、

個人因子(その人の生活歴等)の原点に返り

活動を妨げているものは何か、

拒否する理由は何なのか、

その人が好む支援は?

重要なのは、

●認知症を患う本人に聞いてみること、

●本人が上手く答えられない場面では、

表情・態度・その場で発したその人からの雰囲気を把握することを

何度も伝えさせていただきました。

車の免許も受講だけでは資格は取れません。

認知症に携わりケア計画を立てることができる資格も同様と考えます。

介護ケア計画は、その人の残された人生設計計画書でもあるからです。

人生の終末を彩るのは、

介護支援専門員からいただいた青写真から

その人が好む人生設計書を作り出すので す。

プロの介護者は大事な人生を預かる人なのです。

いい人生だったと思っていただき、

寿命を全うされ無事に天にお帰えりいただく仕事でもあるのです。

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今日は実の兄弟に大事な選択を聞いてみようと思います。

認知症が進行した人でも必ず自身を取り戻す場面があるのです。

いつ取り戻しても良い状態で接するのがプロなのです。

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介護のプロには、知識は身を守る道具となります。

怒りを返すと怒りは3倍になりますが、

在宅介護の人にはこれは言えません。

それ以上に苦しんでいるのですから。

支える周りの人々が必要なのです。