朝のラジオから
久しぶりでニュースでラジオを聞く
ラジオからのニュースは、
全く準備のない中に、
耳から入る情報を組み立てようと集中し脳で映像をつくりだす。
老いていく能力を維持しようと集中する力が働く。
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(切るよ!上手なんだ)
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(元コックさんの力はすごい!)
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(手作りお菓子)
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受け身のTVから
能動的に集中しようとするラジオの力はすごいなーと実感する。
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しかし、同じラジオからでも
木村アナウンサーと明石アナウンサーからの情報は、
運転しながらもニヤニヤ笑いながらすんなり入る。
木村アナウンサーが以前長期のお休みに入ったときは、
身内でもないのだが非常に寂しい思いをした。
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(朝、上手だねー)
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(集中力は維持!ボキャブラリーが増しています)
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聞き方は、内容とその人等が醸し出す独特の雰囲気が集中力を柔軟にコントロールさ
せるのだろうか。
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そういえば、『お話のろうそくの会』の
ボランティアで学校をまわらせていただいた ときに、
子どもたちが短いお話でも3つが続くと
一つのお話が終わる場面では
『はー』と肩で息をしていた姿があり疲労感を漂わせて いた。
これも幼いながら
今まで数年生きてきた人生の中から
映像を自分なりにつくりだしていたからなのだろ う。
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(和定食・・大根おいしそうだねー)
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今、高齢者や認知症の人等にも
紙芝居や二宮尊徳の朗読をさせて頂く場面があるが
1時間でも集中して聞いていただけるのはすごい力だ。
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人は、老いても
それぞれの人生の中での様々な学びや、
苦しい体験こそ、けっして無駄にはならず、
家庭においても、地域社会でも、
活かせることが必ずあるはずのように朝のラジオから思えてきた。