シンフォニーの利用者様
サービス付き高齢者住宅シンフォニーの利用者様.
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自立の方、
要介護4の方まで現在お暮しなっております。
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要介護2のご利用者様は、
今、認知症の進行と共に毎日お話をしていただけるのは
子どもの頃のお話と、
ご両親が優しく守っていただけた頃の言葉や
その頃の豊かな状況です。
認知症の進行と共に過去には函館の先生から
『二度わらしになるんですよ』と、
伺ったことがありますが、
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過去に腰を悪くした後遺症から
姿勢を上手く保つことが困難となり
ご本人、了解のもと、
姿勢を整える為に授乳用の枕を前面にあてると、
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『あったかーい、
いいわーと』、
それまで頻尿だった回数も
落ち着きを取り戻し日常の生活でも『ありがとうございます』と、
感謝の言葉を述べていただき
腰の痛さも遠のく場面がみられております。
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身体の姿勢を正しく保つことで、
これで膀胱への圧迫も防げているのかもしれません。
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少しの特別な支援を届ける事で
子どもの頃、
親が困ったときに助けていただいたように
心がほっこりされたのかもしれません。
また、ご本人の言葉を何度でも伺わせていただき、
数回目で、
適度にご本人が興味を持つ話題へと変えることも必要ですが、
そこには、尊厳と笑みをもちながら傾聴することで、
少しの手間以上に笑顔がかえってきます。
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授乳用の枕も、
先輩の指導者で友人である
札幌GH武田先生から学んだものです。
代用品は、いくらでも知恵をしぼることでありますね。
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(写真はシンフォニー昨日一部から)
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目の前の現象だけにとらわれず、
何がそうさせているのか冷静に考える事が
介護現場の工夫であり喜びとなることを
今回も
利用者様から根拠をもって教えていただいております。