北見市立仁頃高等学校
今日は、今年度で閉校になる北見市立、仁頃高等学校へ行かせていただきます。
昭和二十七年開校以来、多くの人々が学んだ学舎において、
お話の機会をいただけることに心から感謝です。
仁頃高校の卒業生も通所で利用者の中にいらっしゃいます。
懸命に認知症と闘いながらも自宅で家族と共に戦っています。
与えられた試練の中で精一杯生き、相手に気配りを見せる場面や妻への感謝をふりしぼる言葉や動作は、
それは傍を楽にする利を求めない母親のような無償の働きと同じであります。
「働くこと」というテーマの中で何を伝えるのか、
「競争社会」の中で点数のダメージで生きてきた学生達に共に人生を奏でる「協奏」に、
いかに価値があるのかを微力ながらMさんの心と共に精一杯、伝えさせていただきます。
たくさん、たくさん、伝えたかったのは、やはり「心」でした。