カットの時間から嬉しい時間へ
昨日は、デイサービスⅢ号館に入らせていただき、
美容師ではないが、家族様やご本人にお願いされた髪を切らせていただいた。
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家族様とのやりとりから、
『首筋があせもになると困るので』というご相談から、
子どもの頭を実験台にしてきた経験から遠慮なく
それまでショートだった方も、
コロナから、長髪となった髪を切らせていただいた。
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『お金は持ち合わせがないんですけど・・』と不安げな言葉に、
いえいえ
『プロではないのでこちらからお金を差し上げたいくらいです』と伝えると
『あらーもったいない!』と。
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なんという、
相手を敬う言葉であるのだろう!
ことばを大事にすることで相手を包み込み
やる気を出させるのである。
長い人生の経験から得たものなのだろう。
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(作品作成中)
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せっかくの個別の対応時間である。
個別の過去情報から、
きっかけとなる嬉しい思い出話を少しだけお届けすると
グングン、
もつれていた記憶の糸がほぐれだし
ことばに力が入り、
あっといまにカットも終了だ!
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予定は1名様から希望があり3名様まで・・
文房具のはさみも(プロ専用より自分は安全です)切れ味が悪くなったところで、
グットタイミングで終了。
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髪を切った後の感想は、
『お父さんに見せてあげたかった!』と、ほろり。
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M子さんは『サンキューサンキュー申し訳ない!』と。
コロナの我慢から伸びた髪がスッキリし、
一日を笑顔で過ごしていただいた。