旅の絵本
安野 光雅さんの『旅の絵本』をいただいた。
文字は無く、
自分の手元に届いたのは中部ヨーロッパ編であった。
表紙や1ページごとに1953年代の暮らしがあり、
場面21では、
どこか懐かしく、
心がしっとりと落ち着く光景が描かれているなーと感じたら、
幼い頃、茶の間の壁にカレンダーか、
本から切り取ったと思われる絵が貼っていた光景が浮かんできた。
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おそらく母が貼ったのだろう。
ストーブを前にして
じっと見つめている自分も浮かんでくる。
ミレーの落ち穂拾いが旅の絵本にも描かれていた。
旅の絵本は、
様ざまな人生の旅を乗り越え、
また、いつまで続くかは不明であるが
旅の途中の人々にやすらぎを与える時間をいただける。
贈っていただいた方に心から感謝をする。
ありがとう!