北見市全地域の図書館で認知症の書籍が表舞台に登場です。
昨日は、認知症サポーターステップアップ研修の
打合せがありました。
≪認知症サポーター養成修了者のみ受講できますよ≫
その中で、
北見市保健福祉部より、
『認知症地域支援推進委員がとても頑張りまして
北見市全地域の図書館に
アルツハイマーデーに合わせ、
認知症を理解する本がわかりやすく
手に取ることができるようになりました』と。
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北見市高齢者相談支援センター(地域包括)認知症地域支援推進委員は、
認知症介護研究・研修センターの
永田久美子先生の学びを得て現場で認知症の理解に日々努力されておりますが、
多くの困難事例と向き合っております。
困難となる前の
認知症の理解が得られる本が支えとなったり、
また、その逆に
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(3時間の福祉の時間から
自分等ができることを考えて
いただきました)
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・アルツハイマー10年で寝たきりなど、
・その手に取る本が認知症を患う人の今後を全て決めるものではないという
考えを持たれるのも必用と思います。
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認知症の症状は個別でありますから、
アルツハイマーと診断され、
その人が、今、地域で何を手助けしていただけると地域の暮らしが整うのか。
その為には
『認知症の人自身が、自分は認知症なのです。ここができません』と
情報を開示することです。
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(昨年、東相内中学校、
北見市、高齢者相談支援センター
警察、高齢者・こども110番の家、
地域推進委員、町内会の人等と
共に参加させていただきました)
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・ある人は、バスの乗り降り時の金銭の投げ入れ手伝い
・ある人は、購入した商品のスーパーでの袋詰め
・ある人は、食事時に忘れてしまう食べ方のサポート
食事を食べたくないのではなく、食べ方を忘れることで箸をもったまま
止まるのです。
そっと箸を口元にもっていく動作をすると、食べれる場合もあります。
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認知症の人となぜ気持ちが通わないのか?
との当事者自らの回答には
『認知症の人の話を聞いていない』ともあります。
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物事の判断では、介護現場等でも、
認知症の人、本人に聞いてみる事。
その次に家族に聞いてみる事が優先順位であります。
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先日も、人の存在が不確かになり、
背後から触れるなどの行為があり
視野が狭くなる認知症の進行と同時に考えるのは、
目の病気であります。
眼科受診から二つの病名が判明しました。
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上手く答えられなくなった認知症の人であるならば、
自分だったら、どこからアセスメントをしてほしいのか、
真剣に考える事で目の病気の進行を防ぐ点眼薬をいただきました。
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認知症の人等をどのように支援し、
また、支援しすぎず、
コロナと言う制限ある行動の中で、
『残りの人生を豊かにくらしてほしいと願う』と、
プロの立場でも
自分等が行う行動の一つ一つに責任という重みが加わります。