災害時等の備蓄を行っています。

 (大事なご利用者を守るわけですから2週間程度の備蓄は、あたり前)

 地球の変化と共に世界のトップの常識をはずれた危険な行為がいつ起きても不思議ではない時代に入っています。

高齢者や弱者を抱えた事業所は、自らの防衛を考えることが責務となります。

水や食料・薬品・おむつ等の備蓄は、日々の暮らしの中で2週間程度は当たり前として行う必要がありますね。

★ 災害時、持参する緊急物を日頃から申し送り時での確認が必要です。

◇ 二宮尊徳は、天保の飢饉前に食料の備蓄を勧め多くの人々が助かりました。

 今の時代は気候のみならず危険な要素がたくさん出てきております。

◇ いつも2週間程度の備蓄を行い、期限の切れそうな食品は勉強会や防災パーテイを行い楽しく食べましょう。北見の災害時も利用者様と楽しくピクニック気分で過ごしました。

          ★●★●★●

二宮尊徳からたくさんの知恵を頂きましたのでご紹介をします。

   ◆二宮尊徳の教えを現代の介護事業所に置き換えてみるならば◆

      〈あくまでも青山流であることをご承知を〉

 しせい

*至誠=まごころ 

介護の第一は資格ではなく真心から始まり、その次にくるのが資格です。

ぶんどすいじょう

*分度推譲=自分の実力を知り自分の身の丈に合わせた生活を行い、余ったお金や力は世の中の為に使うこと。介護事業所は人々の介護保険料から成り立っていることを忘れず、地域の核として貢献をしなければいけない。

 いちえんゆうごう

*一円融合=全てのものは互いに働き合い、一体となって結果がでるという考えです。

介護で例えるならば、いろいろな考えの人、ゆっくり対応できる人、穏やかな人、元気な人、頭のさえる人等、様々な人達のチームワークが必要であり、いろいろな要素が融合されて良い味わいを出し利用者にとって暮らしやすい馴染みの環境となります。

せきしょういだい

*積小為大=小を積み重ねて大を為す。

日々の介護をこつこつと穏やかに丁寧に積み重ねていくことで、ご利用者の心は満たされ看取り時は苦しむことなく穏やかに眠るように無事に天にお返しができるという人生の最後の場面で大きな働きとなります。

暮らしの中で目標を決め、どんな時にも休むことなく目標に向かい続けることが、目には見えなかったことが誰の目にも触れる大きな事となると言う意味も含まれていると思います。

★二宮尊徳は、人様にどのようなことを言われても休むことなく、もくもくと人様の為に働き続け後に大きな偉業を成し遂げることとなりました。

今こそ、二宮尊徳の教えが介護や地域に結びつくものと思いました。

施設長