運動と認知症予防&進行防止支援

運動の大切さ

激しい運動より、適度な運動(有酸素運動)等が認知症の発症を予防すると言われています。

また、家事や日常の生活動作による身体活動も同様と九州大学データーがありました。

(800名以上のデーター17年間追跡より)

 

 

運動をすることにより、

認知症になる原因の一部と言われている

『アミロイドβ』や『タウたんぱく』が運動をしている人としていない人に比べると

運動をしていない人の方がタウたんぱくが異常に発生とありました。

詳しくは解明されていないようですが、

運動する人の脳の血流促進が良き環境となっているようだとも。

 

(シンフォニーのお花育っています。)

 

 

自身が能動的に取り組みたいこと、

仲間がいること

楽しいこと、

好きなことを成し遂げ更に感謝していただけるととても嬉しいものです。

 

(Ⅲ号館:認知症専門デイサービス)

 

 

機能訓練さらに生活のなかでの活動量

体が徐々に動きづらくなってきたときこそ、

可能な範囲で動線の安全面(手すりや、しっかりとした机・テーブル配置)を考慮し、

 

・トイレまで歩いて行くこと

・歯磨きにいくこと

・顔を洗いに行くこと

・三度の食事に食堂へ行くこと

・お風呂にいくこと

・体操の時間にでかけてくること

(2階があればバランスをしっかり保ちながら階段を上り下りのチャンスであること)

・お部屋に戻ること

・みなさんとの会話をする為に

施設であればリビングまで出かけ楽しくお茶をすること等、

 

(機器はⅢ号館&一般デイサービス華蓮に設置)

(血流促進)

 

日常の暮らしの中でも活動をする機会は、たくさんありますね。

安全を第一としながらも

安易な車いす(歩行しない器機活用)を利用することで機能は、どんどん下がります。

小人数の場所だからこそできることは多くあります。

置かれている環境の利点を見直すことも必要です。

 

(グループ :朝食)

 

自ら「今日は、がんばるぞー」と目標を立て、

活動する時間のメリハリも自身への挑戦となり意欲となります。