いのち

終末期前期・中期・後期と

長くも短かくも感じられる期間であるが

今、いよいよ、

ろうそくの火が消えそうになっている人がいる

 

 

幼いころから親元を離れ

自分自身に叱咤激励し人生を乗り越えてきた人だ!

今、死生観から

我が身に置き換えてみると

何を求めるだろう

 

 

財産でもなく

名誉でもなく

ある人は、これまでの自分をふりかえり

親への懺悔の気持ちが蘇るか、

友人への感謝に心から感謝をするか、

頑張った自分の一生を褒めることができるか、

 

 

目の前で逝きそうになってる人と

出会ったことへの感謝と、

家族との出会いに感謝し

教えをいただけたことに感謝し

 

 

苦しみは無いか

話したいことは無いか

心細くはないか

スキンシップを図らせて頂こうか

安楽な姿勢はこれで良いか

喉を潤す水は湿り気程度だけれども苦しくはないか

お口は乾燥していないか

遠方の家族の声を聞かせていただこうか・・と

 

 

あれや

これやと

行動に移すが

何よりも苦痛なく旅立つことを皆が願い

家族との一日も早い再会までは共に頑張ることを

無言で伝えると

がんばるぞ!と返答がきているように体全身から感じられる。

 

 

 

 

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