看取り時には、心の安寧になる人々の参加も
65歳以上、おひとり様で暮らす人々が
700万人もいらっしゃると言う。
重複しているとも思われるが、
認知症の人の数も、
2025年、あと2年で統計によるとやはり700万人である。
一人で自宅でお亡くなりになることを希望する方も増し、
しかし、
その過程においては本人も、
多忙な家族も当然葛藤もあり
多くのお一人様を看取った医師からの
家族への言葉で
『仕事を休めず最期の時に間に合わなかったら』と悩む娘さんへ、
『間に合うか否かではなく、
父親が苦しさの中でも
手作りのお弁当持参に笑みがこぼれたように
生きているうちの、このような交流が一番である』と。
今後、多くの人が友人や家族等の死と向き合う場面で
見送るときの核となる部分であったかと思う。
訪問看護や介護、医師も中心となり
死との向き合いについて放送され考え深いものが過ったが、
ここに、
その人が求める心の安寧になる人々の参加も必要だと感じた。