不安からの行動と環境設定
デイサービスの 対応より
「〇〇まで帰るんですけど乗せてってくれますか?」と到着時、
不安な表情ありましたが、
「僕と一緒に帰りますよ」とお伝えすると安心されました。
その後も何度か不安な言動ありましたが都度、傾聴しお声掛けし
穏やかに過ごされました。
折り紙集中されています。
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敏感な認知症の人にとっては、
季節の変わりめに入り心が寂しくなり不安になる時期でもあります。
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何度も、何年も通っている場所であっても、
今は、どこにいるんだろう。
知らないところへ来てしまった。・・と不安な思いの場面では、
自分に関係のない
大きな音や
悪気はないのだけれども、もともとのアクセントの強い口調の話し方等、
当事者の周りの環境により
自分の居るところではない。と、その場から安住の地へ戻りたくなるのが当然です。
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しかし、そこに、
やさしく心に届く声の持ち主が(日常からかかわり続けている人)存在すると、
その人からの良き積み重ねとなってきた感情が力を出し、
「この人の言うことならまちがいないか・・な」と、心が落ち着く場面となります。
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心が安定する場所である為には、
そこに発している周りの声のトーンや、
頭に突き刺さる音がひしめいてはいないか?の
確認作業が必要となります。
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認知症の進行する段階においては、
軽度利用からの安心できる親しい関係性構築が大切なことで、
基本的には、
できるならば、
同じ環境の中でも、
進行状況により、その場における個別の環境を整えることが優先となります。
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