ひまわり咲きました&終末期
昨日、
早朝まだ東の方に居る太陽に向かい整列をするように
ひまわりが、つぼみから花を咲きだそうと
花びらを1枚、1枚ゆっくり開きながら、
花全体から喜びのオーラ―を出すように光り輝いていました。
事務所の移転もあり、
S看護師が昨年のひまわりの種を取り、
春に撒こうと準備をしていましたが、
棚の奥に入り込み時期遅れとなりました。
二晩ほど水につけ急いで植えたものです。
でも、ひまわりの種は季節が遅いことを知っていたように
猛スピードでミニひまわりの形となり、何とか生きようとしています。
生まれる季節(時代)が違っても
どのように生まれても
生まれるときは場所を選べず
生きとし生きる物がすべて自然の摂理に従い
ひまわりは、ひまわりとして幸せに生きることができると
人に例えても
多くのことを教えていただけます。
🌻🌻🌻
今朝の北海道新聞オホーツク版「自宅・施設で最期 北見でルールつくり」より、
9月2日に実施させていただいた
「尊厳死協会北海道支部」の宮本礼子先生の出前講座について文章が記載されていました。
当日は、介護現場の皆様も多く参加され、
アンケートには、
老衰の最期の点滴について家族から依頼され困惑しているとの記載も多くありました。
自分等も学びましたが、末期の点滴により苦しみが増すことも知りました。
看取りの医師や訪問看護ナースからも、介護現場の自分等もそのお話を伝えさせていただいております。
🌻 犬の花ちゃんからの教え
尊厳からいうとここでは、出すべき話題ではないかもしれませんが、
これは、ペットも同じであります。
犬の花ちやんも、最期の最期までの点滴は、吸収されずに口から溢れでてきていました。
ずっと小声で泣きながら亡くなりました。
人も、吸収できずに皮膚の薄皮に溜まった水分が理解できることや
下肢の方に平織り吸収シートを敷きますが、
吸収されない水分は皮膚の毛穴から染み出てきます。
🌻
後悔から、家族同様に誰もが可愛がるぺットについても話さずにはいられませんでした。
必要な時期に必要な点滴は大切ですが、
最期の時は、何もいらないことを愛犬からも教えていただきました。
このように、頭では理解できても愛情が深ければ深い程、
冷静な判断は自分でもできませんでした。
🌻
施設系では、看取りに関しては、遠方の家族含む全員の承諾が無ければ実施することはありません。
親が施設へ入る時等ご兄弟全員が話すチャンスだと考えます。
また、この方針は、途中で変更もできることもお伝えさせていただいております。
若くても、老いても、自分だったら最期をどのように望むのか、
考えていただけるきっかけとなれば幸いです。