異次元の世界
『雨ニモマケズ』
宮沢賢治の“人となり”を書かれている小冊子であります。
小松正衛さんが書かれた本であり出版は保育社とありました。
自分にとっては
貴重な本であり、
心の拠り所でもあります。
*
今、本を取り寄せようとしても
出版会社が存在しなくなっていたりと、
寂しい思いを感じることがあります。
*
過去に、本は未知との遭遇であり、
知らない世界へいざなってくれる
異次元への入り口でもあったのですね。
(今もたくさん頑張っています)
*
★
★
昨日、午後から
市内の中学校2年生70名の皆さんに
お話を伝えさせていただきましたが、
生徒さんの立場でみたならば、
・
いつもと違う雰囲気、
どんな人なのだろう、
どんな話を聞かせてくれるのだろうと、
・
話の内容は、さておいて
異次元の時間だったかもしれませんね。(笑)
会場の雰囲気をやわらかくする笑いの体操から始まり
男子のお一人が代表で
お腹の底から大笑いをしていただきました。
・
・
ナチュラルキラー細胞がしっかり活性されたようです。
仕事の内容に入ると、
とても皆さん真剣なお顔で集中して聞いていただけました。
素晴らしいです。
***
働くこと、
訪問するときの心構え、
そして
何より
大事なのは信用である事。
約束を守ることでもあります。
信用は自分でつくりあげるものであり、
人からいただくものではない事、
*
福祉の現場に例えるならば、
新しい介護の根幹である
パーソンセンタードケアについて
事例を通して
伝えさせていただきました。
◆
終了後の意見は、
『介護は難しい』
『介護は大変だけど楽しい』
『介護は楽しいんだ』
と、それぞれの意見を頂戴しました。
*
・
職場訪問をさせていただいた場面の心構えと指導など
お伝えさせていただきましたが、
最後の1枚のパワーポイントの内容に
未来の社会人としての心づくりについて凝縮させていただきました。
◆
良き仕事や、
希望する仕事に就き
この仕事で良かったと思うには、
今から、
まず、自己鍛錬(自分をきたえる)をすること、
それは難しい事ではなく
***
日常の中で、
●人に親切にする事、
●人を見た目で判断しない事、
●いじめる人がいたら、
『その人の心は、とても寂しく落ち着かず、心の中で叫んでいる事』であり、
誰かに必ず相談する事で、
自分以外の、その人をも救う事になること。
●自分が『あんなこと言って悪かった、間違っていた』と
思ったらすぐあやまること。
・
(役割は、生きる糧とも)
********
心はコロコロ良くも悪くも変わること。
せっかくの人生。
たった一度の人生。
困っている人がいたら、
自分が出来る範囲で手助けし
心の貯金を行うと、
心の貯金は、
いつしか自分と言う自分を正しい方向へ導き、
その後の人生を豊かにするものであること。
・
●
自分の心を今から育てる事で、
どのような仕事でも
最善を尽くす自分が育つ事を
僭越ながらお伝えさせていただきました。