能動的役割介護を支援

役割介護は、

あたりまえのように

おしつけるのではなく、

自分等が誘われても嫌なときがあるように、

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今の旬なご本人をみること

表情や態度から

その日の心もようを推測すること、

誘うのではなく

「あっ!その仕事自分の・・・」と

ご本人が能動的に動き出す言葉、

行動を引き出す支援が

役割介護だと自分は考えます。

また、施設や認知症のデイサービス等で

利用まもなく慣れない環境の中においては

何もできなくなったの。みんな忘れてしまうの・・」と

ご自分を卑下している言葉が見られたら、

「今、お茶碗洗うんですが

お手伝い頼んでも良いですか」と

*

自分等が知らない場で声をかけていただくと

嬉しいように、

誘いのことばを届けると

自分でも役に立つ事があると嬉しいよ」と、

お言葉をいただくこともあります。

*

いつも行っているから

今日も手伝っていただこうと行動するのは、

それは役割ではなく

働き手としてとらえることとなりますね。

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そのような介護者の心は、

すぐ反映しますので、

「自分ばかり頼まないで」という言葉が

当然でてきます。

記憶は忘れても感情は研ぎ澄まされ敏感に残ります。

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あの人は嫌な人!という感情が残ると

ご利用者から

相手にはしていただけない場面が出てきます。

認知症専門のデイサービスは1日最大12名まで、

グループホームは1ユニット9名までと言う制限のもとに

制約があるのは、

納得するところでありますね。

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◆◆◆

お元気なときから自宅で除雪に励んでいたAさんは、

もう、雪をみると

自分の仕事だ!と体にしみこんでおり、

「スタツフが雪がやんだらにしましょう」との

声も耳には届きません。

*

「それでは、10分後に自分は外にいけるので

一緒に除雪をしますか」とお伝えすると、

時計を眺め、

しっかり短期記憶も留まります。

*

Aさんは、階段を急いで降り、

まず外を眺め、

いやーひどいなーまだ降り続くぞ!

歩く人の邪魔になるからな」と、

笑顔でやる気満々です。

いつも犬の散歩で通る人のことを考えての

歩道の除雪でした。

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自分等は、Aさんの既往歴・現病から血圧の事を考え、

また、

「のどが渇きましたね。一緒にお茶でも飲みましょう」と

水分摂取を忘れず、

体力も視野に入れ、

適度な時間で「そろそろあがりましょうか」と

声をかけさせていただきます。

役割介護はダメではなく

ご利用者を知ることから始める事だと思います。

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勉強会誕生日

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年齢は26歳です。

僕より1つ下ですか。

大笑い!

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★★★勉強会より★★★

リハビリパンツをはいていますが、

尿漏れが横からあります。

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解決法
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筋肉がやせ、おなかの周りのサイズに合わせると

太ももに隙間ができますね。

太ももにあわせたサイズを選択し、

ウエストに縦に切り込みを数箇所入れることで

尿漏れ防止と、ずり落ちも心配なく使用できました。

専門のオムツメーカーの人からの情報だそうです。

熊谷管理者より