案じるこころ親心

CIMG3196.JPG

・・・

ご利用体験の○○様、本日は大変喜んで頂けました。

隣に座っていた○様と気が合い、

沢山お話をされておりました。

緊張されていると言っておりましたが

朝の自己紹介後は、

2階の訓練に一緒に参加をされておりました。

*

CIMG3098.JPG

病気の症状から水分をしっかり摂取です。

適度な疲労感をもっていただき

夜の安眠支援をさせていただきました。

*

水分補給1100cc、

食欲もあり、

排泄も3回としっかりと確認できました。

午後からは皆様と貼り絵に取り組まれておりました。

帰る時は

「次はいつだい?楽しかった!」と言っておりました。

***

機能訓練・認知症予防支援
一般デイサービス華蓮  管理者妻鳥

IMG_0027.JPG

認知症対応型専門デイサービスでは、

(エーデルワイス・Ⅲ号館・五号館・オンネナイ原野)

ご家族様の疲労度が高いBPSD

(中核症状からの周辺症状)が

強い場合のご利用体験をご希望の方は、

まず、本人様・ご家族様との別々の面談が必要と考えます。

*

認知症専門のデイサービスの場合はより強く

●●●

1)本人様の心の中はどのようにお考えなのか、

・もしくは、断片的でも発する言葉に意味が多く含まれています。

2)家族様の疲労困憊はどのような部分なのか、

3)既往歴・現病

・身体への不快感(痛み・発熱・新たな病気の発症がないか)

・急激な体重減はないか。

4)服薬状況(処方箋コピー)

*

IMG_0030.JPG

*

5)夜の睡眠は、

6)排泄状況は、

7)食事・栄養は、

8)随分前の過去のことであっても

ご本人の中で

過去の解決できていない苦しみを抱き続けていないか。

・また『何もできなくなった。自分は生きてても仕方がない』と、

悲嘆に明け暮れてはいないか。

9)まだ、本人の中では子供が幼く、

そのようなところでゆっくりする暇がないと思ってはいないか。

10)過去の働き続けてきた中で

日々、心の奥底に抱きながら働き続け、

今も尚、その感情に襲われていることはないか。

CIMG32001.jpg

(植えていただいた球根も大きく育っております)

11)先々の、お金のことを心配していないか。

12)本人が持つ残存能力を知っているか。

13)本人が聞いて嬉しいことば・聞きたくないことばを知ってるか。

14)これまでの介護される人、介護を届ける人との関係性は?

・関係により疲労感がどちらも強く表出される場合があります。

●●●

認知症になっても、親は若い頃の幼い子供を案じ、

子供が50代になり側にいても、

小学生当時の子供が交通事故や危険な場面が蘇り、

『あー子供が大変だー!』と泣き叫び

混乱する場面が生じることもあります。

親ほど、ありがたいものはなく、

老いても・病気になっても案じるのは多くは子供のことであります。

●●

IMG_1671.JPG

また、逆に

早くに母親を亡くした悲しみが襲い、

夜になるとしくしく泣き出し

当時の年齢に戻ることもあります。

ゆっくり話を聞かせていただき、

『寂しかったんだね。苦しかったんだね・・」と受容し、

抱きしめ

背中をゆっくりさすることで

当時の悲しい・辛い気持ちが緩和される場面もあります。

***

その瞬間の心が、

いつまでも生き続けていることがあるのです。

CIMG3200.JPG

エーデルワイスでは、

ご利用前には、

上記のような視点から分析をさせていただき

微力であっても人生の最終章を穏やかに

過ごしていただきたいと考えます。