嫌うな!嫌うな!やがては自分等が行く道だ!

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(デイエーデル撮影)

なるべくお金がかからないように・・

建物にお金がかかるサー高住は、

住む人らにとっては、

そなに広くなくてもいいよ・・

ごはんがゆっくり食べるところがあればと、

一番求めるものは、人とのふれあいである。

一時的に介護が必要となっても

介護が不要な場面は、ケアマネさん等と調整後はずさせていただき、

余計な介護は行わず

自立性を増す事で、

外部での転倒・骨折からでもしっかりと改善されてきている。

また、遠方からいらしていただいたOさんは、

末期の病気であったが、

家族の仕事上の関係から

サー高住入居となり、

積極的な皆さんとの交流やデイサービスでは、

外出支援からの買い物では、

他の方の荷物も持つなど

家族様も『好きなようにさせてください』と、

本人を中心とした応援をいただき、

共同生活でも共に助け合い有意義な日々を暮らしてきた。

北見での専門医とシンフォニーでのかかりつけ医、

訪問看護等との連携調整もあり

亡くなる約1週間前には

希望であった

ふるさとの病院への転院ができ最期を迎えることができた。

Oさんが永年住み慣れた土地は、

広々とした田園風景が広がり

家は空き家となっていたが

Oさんの生活されていた痕跡があり、

ふと『帰れてよかったね・・ご苦労様でした。」と、話しかける場面となった。

サー高住の働きは

いかようにも柔軟にできることで

その人らしい人生によりそうことができる。

大型施設では事故防止から

ショートスティも断わられる認知症を患う人であっても、

今、現場は、少し進んだ認知症を患う人を、

まだまだ力がある軽度認知症を患う人が支え、

活性している。

人を助ける事で自分の可能性を知り、

自信となり活力が生まれているようだ。

日本の助け合い精神は、サー高住にしっかりと息づいている。

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『嫌うな!嫌うな!やがては自分等が行く道だ!

今、そこにいる人等から 何ができるかを考える事が新しい介護に入るのだ!」

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