レビー小体 実務者の集いから

DSCN0598.JPG

昨夕は、札幌にてレビー小体型認知症の勉強会に参加させていただきました。

来年度より、

傍聴だけの方もOKとの情報です。

参加する側は、体一つで参加しますが、

会を率いる人々は、2時間の勉強会を組み立てるのに

何日も前から随分と労力を費やしているのです。

また、事務的なことも無料で引き受けているのですから

参加する側も、安価な参加費をとっていただいたほうが気兼ねなく

行けるものです。

会の参加者等の話から全員賛成の意見となりました。

DSCN0596.JPG

(朝ごはん)

事例検討でも、初回の方は意見を出す事がなかなかできず、

何度か会への参加を重ねていくうちに

他者の事例から自分の事例との接点が見つかり、

お聞きしたい課題が浮かんでくるものです。

誰でも初めがあり熟練となるのでしょう。

事例検討会を進める過程では、

医療ばかりの目線のみならず、

介護の視点、

複合的な課題を解決するソーシャルワークの視点等、

総合的な目利きが求めれています。

IMG_8395.JPG

(昼ごはん)

しかしBPSDをひもといていくと、

服薬からの影響が多い現実は誰もが知るところです。

医師は、相談から何とか安定していただこうと考えあぐね

導き出した内服です。

現場では、

服薬後の数時間からどのような変化が起きているのか、

介護現場から根拠を持った医療への発進方法が必要です。

また、悪い状態ばかりではなく

良くなったポジティブ情報も医療関係者に渡す事もご利用者の代弁となります。

IMG_8397.JPG

(夕ご飯)

また、根拠からこの内服がその方には合わないのかと思っても

長く続けられた服薬は、そう簡単に切ることが出来ず、

いきなり服薬を切ることからの二次的な影響も知る事が大事です。

必ず医師との連携が必要となります。

本来、ここからが薬剤師さんとの蜜な連携ですが、

現実には、どの医療関係者にでもOKとは難しい現実です。

専門とは言え、まだまだ解決しなければいけない場面です。

また、課題を伝える技術も必要で

ご利用者を守る為にも

円満なコミュニケーション技術を駆使することが

どちらにも求められているなーと実感です。

気持ちのよい解決支援になると本人も周りも互いがハッピーですね。

とても内容の濃い学びを得ました。

解決を求めている方々の為にも

課題の見極めの

素敵なプレゼントをいただた思いです。

ありがとうございました。