見えないものを大事にする

先祖を敬う時期

仏様にお参りする者が不在となると、

お盆に帰ってきたご先祖は、

どこへいくのだろう。

*

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お盆の装い墓の中にある

飾りのないお墓も

閉ざされた骨堂の扉も、

仏壇も普段は気にはならないが、

お盆だけは

帰る道に灯りをつけ『お待ちしていましたよ・・』という

気持ちを届けようと

今、動ける身内が自分だけになった我が身を

奮い立たせ

前日夜に100均で購入したバケツと墓石磨き道具を購入し

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幼いころよく通った寺や、

お墓も、骨堂も8時過ぎの早朝と、

13日では早いのか

寂しく感じる昨日となった。

帰り際に入ってきたご夫婦に、

『ご苦労様です』と

無意識の嬉しい感情が沸き上がってきたのは何なのだろう。

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ふと、先日の盆供養でお越しいただいた住職の

『見えないものほど大事にしなければいけないのですよ』という言葉が

浮かんできた。