デイサービス カンファレンスより

通所〇〇様の様子に最近変化がみられる為、

スタッフ間でカンファレンスを行いました。

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毎日記録代わりにもなるD3シートも活用です。

・精神面等に変化のある時間は、

・隣席の人との関係は、

・席の配置は。

・前夜からの状況把握

・排泄(便秘は)

・温度・湿度の関係は、

・寝る前・早朝の水分摂取は、

を話し合った結果

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◆座席の移動を行う。

・窓側でない席に座って頂く。

・1人でゆっくりと間隔を置き座って頂く。

(隣に座っている方が動くのが嫌なのでは)

(リラックスする為には)

①自分の本だと思って他者様から無理くり 取ってしまう事もあった)

②キッチンから離れた席に座って頂く。(昨日キッチンに執着がありマイナスの目線あり)

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カンファレンスから、

座席の移動が1番大事と考えました。

座席の移動で昨日と同じ状態になる様であれば

その都度スタッフが声掛けを行い気分を和らげるしかないと考えました。

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その結果、

1日を通して、他者様に興味をもたれる様子はありましたが、

表情も穏やかで口調も穏やかでした。

昨日とは全く違う様子でした。

管理者  早坂

通所回数が増すごとに緊張も解け、

あれほど拒否されていた通所も馴染むようになり.

一生懸命働いていた

お若い頃のご自分にときどき戻られるようになったようです。

通所初めの不安な言葉はなくなり、

働いている気分が強く現れるようになりました。

これも力です。

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◆◆◆

認知症は進行する病気ですから今後も変化はありますが、

周りの支援するスタッフが気にかけることで,

〇〇様からは、

優しさ、気配りをキャッチしていただき

感謝の言葉もいただく力もあります。

旗振り役の管理者の良き働きにより

スタッフの

〇〇様への関心も増し

慈しみの心も生まれます。