認知症を患う人の行動がわからない
1. 認知症を患う人の行動がわからない
2. 大きな声を上げる
3. 意味なく歩くが転倒しそうになる。
4. 急に気分が変わる
1対1で目が離せない・・・等
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認知症を患う人のお世話をさせていただく在宅や、介護現場では、
疲労困憊になる場合もありますが、
認知症を患う人が何を訴えたいのか、
何をしようとしているのか、
どこに帰りたいのか
時間は、
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また、認知症を患う人が求めている場所は?
体(健康状態)は大丈夫?
食欲は?
睡眠は?寝ていないと言うけれど傾眠がちで過ごしていないかな?
周りの環境は?(人・温度・湿度・直射日光?・音)
認知症を患う人が笑顔を見せた時の周りの環境は?
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時間は、
前の日の睡眠状況は、
排泄は、
どのような言葉(片言OK!)?
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発した言葉に多くのヒントがあります。)言葉を大事に、記録に!
遠くの姉妹や兄弟が知っている場合
家族が知っている場合、
何を知りたいのか、
知った言葉からどのように介護で使用させていただくのか、
しっかりお伝えし、
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頂いた情報は、
プライバシーを守りながら
認知症を患う人の良き幸せを求め使用させていただき
モニタリングから
評価を行いましょう。
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受診時には困難な場合は、しっかりエビデンス(根拠)を持ち受診をいたしましょ
う。
認知症の人の為のアセスメントシート
センター方式は無料でダウンロードできます。
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●服薬変更時の変化をDrに伝えたいが上手く伝えられない
●最近夜中の行動が多くなり大声を上げたりいつもの様子と変わります。
●日中は、とても静かです。布団ではねませんがウトウトしています。
●急に混乱し短い言葉で会話をしますが怒り出します。
●物忘れが急に多くなり、涙を流すことが多いです。
●いくら食べてもまだ食べていないと言います。
●同じことを何度も言います。
●トイレに頻回にいきます。
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まず、1枚のシートから記入し行動の変化となっている原因を探りましょう。
D4シート(24時間生活変化シート)
プロの介護者は(デイ等)、家族様から簡単に前日の様子を聞き取り
必ず記録に留めましょう。
あまり聞きとりを矢継ぎ早でしすぎると圧をかけることとなりますね。
事業所へ戻り
引き続き、その日の行動・言葉を記録しお帰り前に分析に入りましょう。
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3日〜1週間でも継続することでその人をより深く知ることができます。
ケアプラン作成時や介護支援事業所は、
ケアマネさんの計画を柱に
サービス計画作成前にどうぞ、1枚のアセスメントシートを使い
分析し支援内容を組み立ててみるのも
困難と思っていたケースの近道となる場合もあります。
国がお金をかけた事業です。
使用しなければもったいないと自分は思います。
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認知症を患う人の支援は、
あくまで個別で優れた方々が
あらゆる手立てを行いますが
自分が知る限り
一律に支援内容をデーター化できない現実があります。
それは、病名は同じでも認知症を患う人々は生まれも育ちも環境も違うからですね。
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