次世代の頑張り
北海道内には、全国最年少若手30代の市長が2名も誕生し、
これからの北海道を担う30代が大きく羽ばたこうとしている。
室蘭市の新市長(33)は、市議で鍛えられ、
夕張の新市長(30)は、母子家庭という経済状況の中で大学を断念し、
東京都庁へ就職後、夜学へ通い卒業されたという苦労人である。(北海道新聞より)
人としての土台を着々とつくりあげた人物こそ、
夕張の厳しい状況の中で戦っている青年達にも通じるものがあったのだと思われる。
厳しさの中で育つことは、
知恵が授かり、限られた中から工夫をする能力が育つ。
今、東北では海水に浸かった桜が子孫を残そうと300年の老木が花を咲かすように、
北海道の人々の中にも、次世代につなごうとする本能が働いたのだろう。
新卒新人と通所ご利用者
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朝の会では、音楽療法を経て利用者様との距離が近づく場面が見られました。
また、ゆっくりと歌詞を読み上げていただくことでメロディーを思い出していただけました。
新人がメインをはっています。
デイサービスⅢ号館 管理者 小原
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現場においても、
今は安定しているからと若手を起用しないでいると、
ある時期にとんでもないことになる。
若手ばかりでも困るが、
エーデルワイスデイサービスでは、
知らない間に16歳も18歳になり車の免許も取得している。
次は介護福祉士へ挑戦だという。
自分の力で道を切り開くからこそ、
高齢者の痛みを理解できるのだろう。
彼女の良いところは人の意見を受け入れる度量を持ち備えているところである。
方向を間違わない為にリーダーや、
彼女の周りの人々が懸命にアドバイスをしていただき、
自分の立つ位置を知ろうとしている。
ありがたいことである。
多くの人々への感謝の気持ちが自然と側にいて沸き起こる。
”若い時の苦労は買ってでもしろ”、とは昔の人の言うことに嘘はないと実感であり、
その最大の喜びをいただくのは当の本人であるのだから。