山里の秋と人生の四季
山里の秋
緑と黄色、オレンジに赤、
ホテルの周りの木々はパレットに狭しと色をちりばめたようであります。
北海道の四季折々の景色は人生を表し、
友人は冬の厳しさに耐え抜くことができず自ら命を耐えていました。
それも10年近く前のある日に・・
10年の歳月は、ほんの1年余りの月日のように過ぎ去り、
一体自分は、何をしていたのだろうと・・
一つのものを手に入れ一つのものを失う、
人生とは、はかなく何かが零れ落ちていくのが世の常なのだろうか。
自分の心にカバーをしようとつくろってはみましたが、それはやっぱりできませんでした。
本当は嬉しさと喜びと悲しみが入り混じった複雑な出会いの場でありました。
秋の静けさの中で冬将軍が来る前に春の青春の彩を忘れないように焼きつけ想い出の中で生きていきましょう。
生きること、
終末に戦いながら生きているお年寄りの姿は、とても尊く年長者を敬う日本の昔ながらの心が友人の死から深く気づかせていただきました。
よっちゃんありがとう・・そして安らかにご主人とお眠りください・・