湧き上がる感情に勝つ
生きていると様々な場面が訪れる。
感情の場面においても
怒りからの対応は怒りに操られ
呼吸が乱れ
自分自身を安定させようと気持ちが散漫になる。
相手に伝えることの目的は、
意見を伝え、その意見から発展性を求めることであり
そのときの感情だけの働きは、
内容は伝わらず
相手には表面からの怒りしか届かず、
互いの中に重たい黒いしこりが残るだけのよう。
せっかくの人生、
一歩下がり
頭を冷やすと自分の愚かさが次から次へと湧き出てくる。
嫌な人ほど
自分からの挨拶によって
相手は自分のペースへ近づいてくる。
目的は互いの平和の為にと設定し
人間として最低の基本を忘れず礼を尽くすことで
互いのそれまでの違和感は、
その数倍も心地良さに転じることとなる。
苦しいときこそ、
わだかまりがあるときこそ
相手に届く言葉を自らとどけよう。