高齢者に優しい環境とは
元気な若者が多かった世代と
高齢化が進んだ今の日本のどの地区も訪ねても
町中における高齢者への環境は特別変わっていないように思います。
高齢になるということは
多くは下肢の筋力も衰え目もかすみ、
とても疲れやすい状況になることが多いのですが、
町中には腰かけるベンチも少なく、
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認知症が進行し町中で混乱した状態になっても、
そこにベンチがあると座る動作は意識せず腰かけることができ、
「自分は、いったいどうしたのだろう」と、
ふと自分を取り戻す場面もあり、
炎天下から木の根元に座り込んでいる場面からパトカーに保護された方もおります。
混乱からの歩行の勢いを止める環境つくりも大事であります。
商店では高齢者らが多く求める品物はできれば手の届く高さが望ましく、
おしゃれになる高齢者らが積極的に化粧品を買い求めようとしても文字が小さく、
シャンプーやリンス等は地の色が濃く見えづらいものも多くあります。
ぜひとも、
商品の大事なポイントは、めがねが無くても見える文字の開発も考えていただけると
随分と商品の販売にもつながるかもしれませんね。