平成24年度認知症介護指導者フォローアップ研修実施報告書より
北海道が所属する認知症介護・研究研修仙台センターより昨日報告書が届いた。
内容はこれからの認知症介護や
フォローアップカリキュラム検討委員会など切磋琢磨する人々の努力が見えてくる。
不適切ケアや虐待など介護の研修現場では何度も何度も北海道や
支庁・市町村を通じて学んでいるものであるが
今一度自分等も含め人権を守る場に勤める者として記載させていただく。
●禁止の対象となる具体的行為?抜粋!
・徘徊しないように、車椅子やベッドに体幹や四肢をひも等で縛る。
・自分で降りられないように、ベッドを柵(サイドレール)で囲む
・点滴・ケイカン栄養等のチューブを抜かないように、四肢をひもで縛る。
手指の機能を制限するミトン型の手袋などをつける。
・車椅子やいすから、ずり落ちたり、立ち上がりを防止しないように、
Y字型抑制帯や腰ベルト、車いすテーブルをつける。
・自分の意思で開ける事のできない居室(外側からの鍵や隔離)
不適切ケアの見直しは介護現場等の話し合いが
改善への一歩を歩み出すこととなり、
ご利用者の尊厳と介護者らのバーンアウトを防止し達成感のある仕事へと転換する。