丁寧な介護を求める時期を知る
グループホームでは、認知症の進行や服薬影響など、
今までと変わらぬ内容の対応であっても前回、紹介したように
食事摂取を忘れることがあります。
過去にも、食事途中で箸をもったまましばらく考え込む男性に、
そっと、動きを箸の持つ手に加えると何事も無かったように一連の食事動作が回復しました。
過去には「食欲ないの」とお膳を片付けられた古い介護もあったかもしれません。
S子さんも管理栄養士の娘さんの手助けもいただき、
チームでの対応が良き効果を上げ食事摂取も安定し
昨日は会話の刺激から笑顔が見られました。
ホームに入っているからこそ、娘さんの心も届けることができ、
共に暮らす場面でなくても人生の一日を共に過ごしているようにさえ感じます。
アルツハイマーを患うTさんも、食事もバッチリ摂取され元気に地域との交流にでかけ
炭坑節では大きな笑顔と体でリズムをとるまでに至っています。
止まっていた認知症治療薬も変更になりました。
1週間の食事ができない期間の丁寧な対応が残された人生を豊かにすることができます。
★★★
今日は、西地区住民センターにおいて地域懇談会があります。
13時〜15時です。
超高齢社会に地域で起きていることを話し合いより良い方向を参加者等と話し合います。